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Sleeping sheep

21歳男子大学生の日常。

モアナを見た。感想はヘイヘイ。

モアナを見た。とは言え公開まもない頃に見に行ったのだが。そう、ディズニーの新作のあれだ。海に選ばれた少女、モアナ。正直自分はそこまでディズニー好きでもなく、モアナもそこまで見に行きたいとは思っていなかったが、お嬢(彼女)が異常なまでのディズニーマニア(お嬢がどれほど異常なのかは、書くとあまりに長くなるので今回は割愛させていただく)なので、直接見に行きたいとは言ってこなかったものの、モアナの公開が近づくに連れてお嬢から無言の圧力のようなものをヒシヒシと感じ、ついに私はその圧力に耐えられずモアナのチケットを2枚購入した。

 

…と言うこの文章の出だしからして、期待してなかったけど実際見てみたらめっちゃ面白かった!という展開を予想する人が相当数いると思われるが、すまない。駄目だったんだわ。うーん。全国のディズニー狂の諸君、すまん!

 

何がいけなかったのか。振り返ってみると、頭に浮かぶのがヘイヘイしかいない。あのサイケデリックでイカれた鳥しか頭に浮かんでこない。というのも、正直眠たかったのだ。如何せん海のシーンが多すぎる。当たり前だ、という声も聞こえてくるが、とにかく作中ずっと船の上でモアナとマンバ(ムンバだったか?)とヘイヘイとヘイヘイとヘイヘイがヘイヘイしているところばかり。ヘイヘイ。ほぼ毎日日中は学校、深夜から朝はバイトという生活の私にあの映画はあまりにも寝心地が良すぎた。

 

音楽は悪くない。が、アナ雪ほど頭に残る曲があるわけでもない。オーマーターオマターニーという小学生が喜びそうな歌詞の曲だけが帰りの頭の中でヘビーローテーションしていたのは今でも覚えている。そして今でもアソコだけは正確な音程で歌うことが出来る。

 

映像は流石3Dアニメ映画を引っ張るディズニーだけあって、圧倒されたな。特に水の透明感や踊りの滑らかさ、そして何よりディズニーの凄いところである人物の表情の豊かさに私は感動した。

 

問題はシナリオだ。何なんだ、あれは。自分がヘイヘイ頭なのか、さっぱりストーリーが入ってこない。一体モアナの原作は何なんだと思い調べてみると、どうも明確なコレという原作がないらしい。どうやら南太平洋の島々の伝説を元に作った完全オリジナルのようだ。話の展開にメリハリがなく、終始まるで海を漂っているかのようなゆったりとした展開。おそろしの森メリダ以来のつまらなさだ。しかもヘイヘイはどこかで必ず役に立つ時が来るはずだ、とヘイヘイの勇姿を見るがためだけに眠たい目を必死に開けて見ていたが待てど暮らせどヘイヘイはイカれたまま。いつになったらヘイヘイが役に立つのか、と思っていると、飛んでいった指輪をヘイヘイがキャッチするという微妙なファインプレイが訪れた。だがその直後敵に指輪を奪われて、やはりポンコツプレイだった。そして映画は終わりを迎えた。

 

ところでヘイヘイともう1匹この映画にはマスコット的存在がいる。白黒ブチ柄の子豚、名前は…プイ?ポア?ポイ?みたいな名前のやつだ。あいつ、てっきりモアナと一緒に旅するのかと思ったらまさかの島に置き去りにされるという残念な扱い。やはり子豚と鳥を一緒に船に乗せるといよいよ食料枠として乗せられている感が否めなくなるためだろうか。それ故、ポイの出番は最初と最後だけ。そのくせディズニーストアにはプイのグッズがさもレギュラーかのような笑顔を浮かべて棚に並んでいるから腹が立つ。みんな、あいつを買うなら正真正銘レギュラーのヘイヘイを買おう。

 

なお、お嬢はどうだったかと言うと、「面白かった」らしい。とはいえ「ブルーレイ買うん?」と聞くと「買わへん」と即答していた辺りやはりお嬢的にもイマイチだったらしい。「ヘイヘイ良かったよな」と言うと「全然」と答えた辺りヘイヘイは女受けが悪いらしい。そんなところも含めて自分はヘイヘイを気に入っている。

 

以上、ヘイヘイについてでした。